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【韓国ドラマ】『ホテルデルーナ』IUの演技が照らす、留まり続ける時間の意味

韓国ドラマ

『ホテルデルーナ』を観て、最初に心に残ったのは、
亡くなってもなお、この世に留まりたいと願う人の気持ちでした。
成仏できない魂を癒す場所を舞台にした物語なのに、
観ているこちらの心が、静かに締めつけられていく。
それは怖さでも悲惨さでもなく、
「ここを離れたくない」と思ってしまう、人の弱さや未練に触れたからだと思います。

ホテルデルーナに集まるのは、
人生をやりきれなかった人たち、
誰にも言えなかった思いを抱えたままの人たち。
その姿を見ていると、
死後の世界の話であるはずなのに、
とても現実的で、私たちの感情に近い物語だと感じました。

ホテルデルーナ

題名でもある『ホテルデルーナ』を取り仕切っているのが、
社長であるチャン・マンウォル(IU)という存在です。
彼女は、どこか冷たく気まぐれ…
人の感情に踏み込みすぎない距離感を保っています。
成仏できない魂を導く側でありながら、
自分自身はその場から一歩も動けない。
その矛盾が、akibird39の好奇心をより深いところへ持ってゆくようでした。

長く存在することは「罰」なのか

ドラマではよく、何千年もこの世に存在し続ける者が描かれます。
それは祝福ではなく、どちらかといえば「罰」として語られることが多い。

akibird39
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そうした物語を数多く観てきました。

それでも『ホテルデルーナ』のマンウォル(IU)を見ていると、
彼女がただ時間に縛られている存在だとは、どうしても思えなかったのです。
長く生きることを誇りにするわけでも、その時間を力として振りかざすわけでもない。
積み重ねてきた時間そのものを、彼女は黙って引き受け続けているように見えました。

怒りや後悔、消えなかった感情を抱えながらも、
それでもこの場所に立ち続けている。
その姿には、罰という言葉だけでは片づけられない、
ひとつの尊厳のようなものを感じてしまいます…

マンウォルの感情が 再び動き出す…

マンウォル(IU)は、基本的に感情を表に出さない女性です。
強く、冷たく、どこか人を寄せつけない。
チャンソン(ヨ・ジング)が触れたことで、長い間枯れていた庭園の木が息を吹き返す場面で、
彼女の表情ははっきりと変わります。

それまで止まっていたものに、
急に血が通ったような、あの瞬間。
驚きと戸惑い、そしてほんのわずかな希望が、
言葉よりも先に顔に浮かぶ。

IUはここでも、大きく感情を爆発させることはありません。
泣くのではなく、
「生き返ってしまった感情」をどう扱えばいいのか、
わからないまま立ち尽くす。
枯れていた木=マンウォルに感情が通って木が育ち始めたことに申し訳なさも嫌悪感も感じている…「私は枯れていたかったのに。」
その厳しさ、曖昧さが、とてもマンウォルらしく、
IUらしい。

akibird39
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大好きなシーンです!
マンウォルの気持ちがとてもよくわかります。

物語の設定上、亡くなったときの姿のまま現れる魂も登場します。
その演出に少し怖さを感じる方もいるかもしれません。
ただ、それは驚かせるためというより、彼らが抱えた時間や感情を可視化するための表現。
私にはむしろ切なさのほうが強く残りました。

限られた時間を生きるということ

『ホテルデルーナ』は、
誰かを救う物語でありながら、
実は「留まり続けること」「後悔すること」「自分の感情を閉じること」を描いた作品だと思います。

何千年という時間を生きるマンウォルの姿を見ていると、
長く存在することが必ずしも救いではない。
それでもなお、その時間を引き受けている存在への静かな敬意が生まれてきます。

一方で、私たちの人生は驚くほど短い。
だからこそ、

akibird39
akibird39

伝えられる言葉や、向き合える気持ちを
先延ばしにしてはいけない!

美しく、少し怖く、そしてとても切ない。
『ホテルデルーナ』は、
IUとヨ・ジングの新しいケミストリーとともに、
また、大切なドラマに出会ってしまったと思うakibird39なのでした。

さいごに…
IUファンのakibird39としては、マンウォルのスタイリングも観ていただきたいです。

akibird39
akibird39

「風と共に去りぬ」のヴィヴィアン・リーのようなスタイリングの時があり、
大好きです♡

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