韓国ドラマと聞いて、真っ先に思い浮かぶのはラブコメかもしれません。
軽やかで、テンポがよくて、一話が終わるころには少し元気になれる♪
それも、韓国ドラマの大きな魅力だと思います。
でも正直に言うと、
私が繰り返し観てしまうのは、少し違うジャンルです。

ヒューマンドラマ。
サスペンス。
そして、時代劇。
観ているあいだは決して軽くないのに、
なぜか心に残って…
時間が経ってからまた思い出してしまう作品たち。
そんなドラマを観るとき、
自然と選びたくなるコーヒーがあります。
今日は、
ヒューマン/サスペンス/時代劇
この3つのジャンルと一緒に飲みたいコーヒーを

本気でペアリングしてみたいと思います!
心に残る韓国ドラマと、コーヒーのペアリング
ヒューマンドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』× イルガチェフェ
エチオピア イルガチェフェ(ウォッシュド)
レモンティーのように澄んだ酸味。
マスカットや、熟した桃を思わせるやわらかな香り。
ウォッシュド(水洗式)精製ならではの、雑味のない透明感。
口に含んだ瞬間は華やかで、飲み終わりにはブラウンシュガーや蜂蜜のような静かな甘みが、そっと残ります。
ウ・ヨンウ(パク・ウンビン)の言葉はまっすぐで、ときどき少し不器用。
それでも、人と向き合おうとする姿に、心を掴まれてしまう。
明日も今日と同じように歩いてゆこう。と思える作品です☆
イルガチェフェの酸味は、ウ・ヨンウの世界の見え方にどこか似ている気がします。
▷ 『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の配信状況をチェック

グラミ(チュ・ヒョニョン)とのラップ調の
「우 to the 영 to the 우!
동 to the 그 to the 라미!
하!」
のところが大好きです♪
ウ・ヨンウのような「透明感」と「華やかな香り」を楽しむなら、【ミディアム 〜 ハイ】。
紅茶のような軽やかさが味わえます。
※注文時に『中挽き』や『豆のまま』を選んでくださいね!
▼おすすめの焙煎度:【ミディアム 〜 ハイ】
サスペンス『君を憶えてる』× マンデリン
インドネシア マンデリン(スマトラ式)
ビターチョコレートのような苦味。ハーブ、森の土、スパイスを思わせるアーシーな香り。
インドネシア独自の「スマトラ式」という精製方法が、
他にはない重厚なコクと、舌に絡むような滑らかなとろみを生み出します。
口に含んだ瞬間、ガツンとした苦味が広がるのに、
飲み込んだあとに残るのは、焦がしたキャラメルのような、濃く、静かな甘み。
『君を憶えてる』というドラマは、まさにこの感覚に近い。
私は、誰よりもパク・ボゴム(チョン・ソノ)が怖かった。
あの、どこまでも純粋そうな表情。
人懐っこく、やさしく、疑いを許さない顔から、ふと滲み出る“理解不能な空白”。
▷『君を憶えてる』の配信状況をチェック

D.O.(イ・ジュニョン)も
こわかった~
それは、マンデリンの苦味とよく似ている。
最初から怖いのではない。
あとから、じわじわとボディブローのように効いてくる。
人の心の奥にある闇は、
派手なものではなく、
逃げ場のない「重さ」として残るのだと、
このドラマとこの一杯は、教えてくれました。
怖い上に苦くてむり~となったら、
マンデリンはミルクを加えて少しまろやかにしても合いますよ☆

日本の売り出し方はピンクでラブコメっぽいんですけど、
全く違います!
心して見てください!!
ドラマの重厚感に負けない、どっしりとした苦味が必要です。「深煎り」を選ぶことで、独特のコクと、後からくる静かな甘みが引き出されます。
※注文時に『中挽き』や『豆のまま』を選んでくださいね!
▼おすすめの焙煎度:【シティ 〜 フルシティ】
時代劇『太陽を抱く月』× モカマタリ
時代劇は、どうしても話が長くなります。
一気に観ることもあるけれど、途中で止めてまた続きを観ることも多い。
それでも『太陽を抱く月』は、気持ちが途切れにくい作品でした。
▷ 『太陽を抱く月』をチェック
何度も観ているから、という理由もあると思いますが、
物語の進み方がとても丁寧で、感情が急に置き去りにされることがない。

だからこの作品には、
冷めても美味しいコーヒーを合わせたくなります。
イエメン モカマタリ(ナチュラル / 乾燥式)
「コーヒーの女王」とも呼ばれる、 赤ワイン、カシス(干しぶどう)、ダークチョコレートの香り。
昔ながらの「ナチュラル(乾燥式)」という精製方法が、果実の旨味を凝縮した「ワイニー(ワインのような芳醇さ)」を生み出します。口に含んだ瞬間に熟した果実のような複雑な酸味が広がり、飲み込んだ後にビターチョコのような濃厚でスパイシーな甘みが残ります。もう一つの特徴として、冷めた時に赤ワインや熟したフルーツのような濃厚な甘みと香りが顔をだし、質感がまろやかに、シロップのような舌触りを感じやすくなります。
『太陽を抱く月』も同じように感じるのです。
最初に観たときと何度か観返したときとでは、心に残る場面が少しずつ変わります。
派手な展開が続くわけではないけれど、
積み重なっていく感情が、後になって心に真綿のようにゆるりと締め付けてきます…
そういう作品だからこそ、
慌てず、少しずつ味わえるモカマタリが合うのだと思います。

大好きなシーンを書こうかと思いましたが、
これはちゃんとブログにしますっ
酸味と苦味のバランスが取れた「中深煎り」がベスト。 冷めた時に、熟した果実やワインのような甘みが顔を出します。ゆっくりドラマを見るのに最適です。
※注文時に『中挽き』や『豆のまま』を選んでくださいね!
▼おすすめの焙煎度:【ハイ 〜 シティ】
ドラマを観る時間は、
ただ物語を追うだけの時間ではないと思っています。
心を掴まれてしまう作品もあれば、じわじわと効いてきて、
あとから思い出すたびに胸の奥に残る作品もある。
その感情にたまたま寄り添ってくれたのが、
そのとき飲んでいたコーヒーだっただけ。
酸味が心地よい日もあれば、苦味がしっくりくる夜もある。
時間が経ってから、甘みが残る一杯が欲しくなることもある。
韓国ドラマとコーヒーの相性は、
きっと正解を探すものではなくて、
その日の気持ちに、静かに合うかどうか。

次にドラマを再生するとき、
カップを用意する理由が
ひとつ増えていたらうれしいです。


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