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【韓国ドラマ】理解とは、どこまで許容することか?『君を憶えてる』が残した静かな問い

韓国ドラマ

『君を憶えてる』は、
最初は恋愛ドラマだと思って観始めました。

天才プロファイラーと刑事。
そして、豪華なキャスト♪
どう考えても、少しミステリアスなラブストーリーだと思うじゃないですか・・・

akibird39
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akibird39がこの勘違い多めなのは、
日本の売り出し方が恋愛寄りにするからだと思います!
『君を憶えてる』なんて、ピンクの背景で♡とかいっぱい出てくるんですよっ!

しかし、物語が進むにつれてその予想はきれいに裏切られました…

これは、甘い恋愛ドラマではない。
むしろ、人間の奥に潜む闇を
見せつけてくるサイコパススリラーでした。

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君を憶えてる

チャン・ナラ
ソ・イングク
D.O.
パク・ボゴム

名前だけ並べれば、華やかで、
どこか安心して観られるドラマのように思えます。

でもこの作品は、その期待すら利用してきます。

akibird39
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akibird39は、誰よりもパク・ボゴムが怖かった。

あの純粋そうな表情から生まれる違和感。
静かな目の奥に潜むもの。

それが、じわじわと効いてくる。

怪物でいてくれたほうが楽だったのかもしれない…

この作品が怖いのは、
殺人事件が起きるからではありません。

血が流れるからでも、
大きな叫び声があるからでもない。

本当に怖いのは、
“理解できてしまいそうになる瞬間”があること。

『君を憶えてる』におけるサイコパスは、別世界の怪物として描かれてはいません。

彼らは静かに話し、
理性的で、整っていて、
どこか魅力的ですらある…

akibird39
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だからこそ、怖い。

もし完全な怪物なら、
私たちは安心して線を引ける。

けれど彼らは、
その線を曖昧にしてくるのです…

彼らは、完全な闇ではないのです。

愛を知っている。
孤独を知っている。
傷も抱えている。

その事実が、少しずつ胸を締めつけてくる。

「理解できない存在」でいてくれたら、
どれほど楽だっただろう。

この物語は、そんなことを許してくれない。
わずかな共通点を見せてきます。

ほんの少しだけ、
心の輪郭が自分と重なってしまう瞬間がある。

akibird39
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人は誰しも心の奥底に
狂気を抱えているのかもしれません

その瞬間、
恐怖は単なるスリルではなく、
思考へと変わるのです。

理解とは、どこまで許容することなのか

人を理解するとは何でしょう。

過去を知ること?
動機を知ること?
傷を知ること?

では、理解できたとき、
私たちはどこまで許容してしまうのか。

このドラマは答えを出さない。
ただ、問いだけを残す。

akibird39
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とても難しい心理学の問題を出されている気分になりました。

境界線の上で揺れる物語

事件は残酷で、犯人は異質で、
物語は何度もこちらの心を試してくる。

しかし、このドラマがただのサイコパススリラーで終わらないのは、
“秩序の側”がとても丁寧に描かれているからだと思うのです。

捜査の積み重ね。
証拠の重み。
法という枠組みの中で、必死に正しさを探そうとする刑事たちの姿。

感情ではなく、手順で進む世界。

その現実の質量があるからこそ、
理屈では割り切れない存在の怖さが、より際立つ。

もしこの世界がもっと曖昧だったら、
ここまで心に効かなかったかもしれない。

秩序と混沌。
理解と逸脱。

その境界線の上で、この物語は静かに揺れ続ける。

akibird39
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akibird39は感情論が苦手なタイプ。
論理の上に、予期せぬ感情が乗る。
そのときに生まれる“揺れ”に、
akibird39は魅了されてしまったのかもしれません。

 

さいごに…

『君を憶えてる』は、
心が温まる作品ではありません。

けれど、心を揺らし続ける作品です。

それを“好き”と呼ぶのかどうかは、
まだ私にもわからない。

ただひとつ言えるのは、

akibird39
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忘れられない

ということ。。。

前回の『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』とは真逆の読後感でしたが、どちらも人間の“境界線”を描いているのかもしれません。
『君を憶えてる』に合うコーヒーもペアリングしているので、ぜひ~

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