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【韓国ドラマ】『会いたい』|黄色い傘の記憶と、苦しさの先に見つける「明日を生きる」光【感想】

韓国ドラマ

『会いたい』は、
子どもの頃の辛い記憶の中で、唯一の“光”だった存在が、
複雑に、そして純粋に絡み合っていく物語。
大人の都合で人生を狂わされてしまった三人の関係が、
あまりにも苦しくてどこか歪んでしまっている。

だからこそ、
誰が正しいのか分からなくなる…

『会いたい』

苦しさの中にある「黄色い傘」の温度感

韓国ドラマには、よく雨が出てきます。
つらさや悲しみを表す抽象的な映像として表現されることが多いと感じます。

akibird39
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でも『会いたい』の雨は、少し違います

あの黄色い傘のシーンにあるのは、苦しさの中にある、わずかな温度。
akibird39は
甘酸っぱくて、
ジョンウ(ヨ・ジング/パク・ユチョン)とスヨン(キム・ソヒョン/ユン・ウネ)の
戻れない時間の象徴のように感じたのです。

ラブコメの裏側で進む、静かな狂気と回収

子どものシーンから一気に大人のシーンに変わるのは、よくあるパターンなのですが、
大人のシーンになってからも、物語は比較的ゆっくりと進みます。

すこしラブコメのようなまったりとした時間にあくびをこらえながら見ていると、

akibird39
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ラブコメあまり得意じゃない人(笑)

終盤一気にすべてが回収されていきます。

その急激な流れに、
感情が追いつかなくなるほどでした。

圧巻だったユ・スンホの「理解できてしまう」怖さ

そして、この作品で強く残ったのは
ハリーを演じたユ・スンホ の存在。

子役出身の彼が見せる演技は、年齢を超えた異質さがあって
“怖い”というより、

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理解できてしまいそうで怖い。

という感覚でしょうか…

ドラマを観ていると、よく思います。
子は、親を選べない。
では、その環境から抜け出すにはどうすればいいのだろう。
どうすればよかったのだろう…
そんなことを考えてしまう物語でした。
見ていて苦しいはずなのに、
なぜか
「明日も、なんとか生きよう」
そんなふうに思ってしまう。
魅せ方なのか、韓国ドラマを観るとこの感覚をよく感じます。
心臓が凍りつきそうな日も、お腹の底の種火が少しずつ燃えてゆくような…
すべてが明かされても、
大人に翻弄された子どもたちの傷が消えることはありません。
もしも、あの三人が違う形で出会えていたのだとしたら…
そんな可能性を、ふと考えてしまう瞬間がありました。
それだけ、大人が子どもに与える影響は大きいのだと、改めて感じさせられます。

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