【骨髄ドナー】骨髄採取 入院２日目

とうとう骨髄採取日です！
普段4時半起きのakibird39は、それでもゆっくりで5時に起床しました。
こちらの病院は、しっかり電気がついて起床時間！って感じにはならないみたいです。

ずっと緊張でお腹が痛くて、何度もトイレに行きました。
5時半頃、同室のセンパイが「虹が出てる！」とお話しされていて、
akibird39も虹を見ることができました♪
ありがたや～
今日の骨髄採取にエールをくれているようで、とてもうれしい！

着替え

看護師さんより貸していただいた手術着に弾性ストッキングを履きました。
弾性ストッキングと聞いて
「なんで男性ストッキングというんだろう？」
と思って調べたら、
コチラでした(笑)そうですよね～そりゃそうだwww

手術室へGO！

看護師さんがお迎えに来てくださって、一緒に手術室へ向かいました。
akibird39は、お相手があるので朝一番の手術時間です。
緊張したakibird39を、看護師さんがゆっくりゆっくりさすってくれて、「緊張しますよね」と力づけてくださりました。
ほんと、ありがとうござます。
向かっているエレベーターはなぜか各駅停車で、緊張がさらに増しました。
手術室では、昨日面談した看護師さんや麻酔科医の先生がお待ちしてくださっていました。

とうとう…

ベッドに横になってからは、もう、緊張でどうにかなりそうでした。
途中までは大丈夫だったのですが、酸素マスクをかぶされた途端、以前の手術を思い出してしまい、息苦しくなってしまいました。
担当のお医者さんも実はドナーの経験がある方。「大丈夫だよ～」って言ってくれて、
看護師さんは緊張で心音がバクバクしているakibird39の手を握ってくださりました。
麻酔科医さんが「ちゃんと、麻酔をかける時にお声がけしますからね。いきなり麻酔かけないから大丈夫ですよ」と…
そして、「眠くなるお薬を入れました」「深呼吸をしましょう。吸って～吐いて～」
3回くらいまででもう覚えていません。
静脈麻酔の時は、グインっとスペースマウンテンの曲がる時みたいな感覚で麻酔がかかり、大量の夢を見るのですが、全身麻酔は全く夢を見ませんでした。
「akibird39さ～ん！」トントントン

akibird39

ハッ！！

と気づいたとたんに挿管チューブをサラッと抜いてくださりました。

骨髄採取終了

そこからは、完全に覚醒しました。
ホント、麻酔科医の先生プロ級でした。今まで静脈麻酔では、施術途中で起きてしまい麻酔を盛られる事が多かったので、全身麻酔って神ですね！
akibird39の身体をクルクル巻くようにタオルケットがかかっていて、それが暖かくて幸せでした。
麻酔が残っているからか、痛みは全くありませんでした。
ありがたいことに窓際のお部屋（有料なのです。空いてなくて…*患者さんゴメンナサイm(_ _)m）だったので、大好きな空をずっと眺めながら鎮静時間を過ごしました。
鎮静中は、足にマッサージポンプが取り付けられ、血栓予防をしてくださっています。
すぐに、移植コーディネーターさんが顔を出してくださりました。
ついに、ゴールしました！あとはよろしくお願いします！という気持ちでした。
数時間の鎮静時間が終わり、看護師さんと一緒にトイレに行って無事鎮静終了。
軽食をいただきました。まだ、腰の痛みはよくわかりません。
*ドナーの受診料金は、全て患者さんのお支払いになります。なるべく使いたくなかったのですが、部屋が空いていなくて、差額がプラスのベッドになってしまいました…⤵

その後

何度か、医師や看護師さんに傷の場所を見ていただきました。
普通に元気になりました。
クラクラも、痛みもほぼなし。
比べる部分があまりないし、人によって痛みについての感覚が違うので何とも言えませんが、生理痛や出産と比べたら全く痛くありません。
転んで擦りむいた方がよっぽど痛いです。
ちょっと打撲？鈍痛って感じでした。
一番痛かったのは、点滴の針刺しが失敗した時（笑）
骨髄採取後に読むテキストを骨髄バンクのコーディネーターさんよりいただいたので、読みました。akibird39はやった感でちょっと満足な感じでいましたが、そのテキストを読んで、
「患者さんはこれからが勝負なんだよな」GVHDで亡くなった戦友たちもいたので、急にどよ～んと落ちました。
そんな時は、SEVENTEEN(韓流アイドル)♪ということで、SEVENTEENをずっと流して気分を上げるように⤴努力しました。